【書評】10倍速で未来の自分になる方法　ベンジャミン・ハーティー博士　めるくまーる

今週のお題「買ってよかった2024」

今年買ってよかったのは、この本です。超おすすめです！自分の人生は、自分で変えられるという事を実感する本です。人はみな、将来には、もっと自分が良いと思う人生に近づきたいと思っていると思います。そんなあなたに、10倍速で未来の自分になる方法を教えてくれるというすんごい本を紹介します。（笑）

【1.本書の紹介】
【2.本書のポイント】
【3.本書の感想】
【4.関連書籍の紹介】

【1.本書の紹介】

あなたの将来の夢はなんですか?

夢を鮮明に描けば描くほど、人間は夢に近づけるそうです。

この本では、10倍速で未来に近づける方法方法を教えてくれます。

では、どうすれば10倍速で未来に近づけるのでしょうか？

【2.本書のポイント】

過去の意味を決めるのは現在であり、その意味を改めて形作るだけパワーは、現在にいる私たちの手中にある。

人は未来に引っ張られているのだ。

人の行動や振る舞いは全て、短期的にせよ、長期的にせよ、何らかの目標によって突き動かされている。

人が遠い未来に向けて考えたり、戦略を立てたりするのが苦手である理由は、人間の平均寿命がここ150年で、2倍近く伸びたことがある。

今パワフルに生きるには、未来とつながることだ。

難しいのは、思い描いた未来にもっと磨きをかけることだ。

人は、自分が描く未来に駆り立てられている。

人が何かを決意すると、それを実現させるべく、宇宙が画策する。

トラウマとは、人の身に起きるものではない。共感してくれる立ち会い人が不在であるが故に、人が内側に抱くものだ。

過去、現在、未来はすべて、今ここに一緒に存在している。

人と出会い、本を読まなければ、5年後のあなたは今日のあなたと同じだ。

もっと大きな未来とつながろう。真剣に投資や学びを始めたら、5年後、どこにいられるだろうか。

人は探しているものしか手に入れない。人は、今自分が測っているものしか見えない。目の前にはずっと人生が変わるほどの信じられチャンス、金貨が今まさに転がっているのに。あなたや私にとっての問題は、こうしたチャンスが見えないことだ。

成功は、「未来の自分」にとって圧倒的な脅威なのだ。

人が本当に必要としているのは、自分には満たすべき「意味」があると言う使命感だ。

すべての行為は、目的のために行われる。

人の行為は、目的に向けて意図的に作り上げることで、より知的になる。

フローは、取り組んでいる活動に明確な目標があるときに起きやすい。こうした目標は、行為に方向性や目的をもたらす役目を果たす。

非常に大切なのは、今と言う時間に意識を向け続けられるよう、今自分が何をし、次に何をするかを理解していることだ。

人は、未来の想像がヘタで、自分が何を幸せに感じるかについては、特にそうだ。

人が「想像がつかない」と言う時、それは通常、申し訳ないけれど、想像力が足りないからであって、その出来事が起きる可能性が低いと言うわけではないんです。

今のあなたは、全くもって一時的であり、はかないのだ。

日の始まりに何も考えず、スマートフォンを開く行為は、1枚目のポテトチップスを手にすることに似ている。

「未来の自分」は、あなたの今の行動が積り積もって生まれる効果だ。

投資のおかげで、真剣に取り組むようになる。投資するから、結果が出る。

堀米が抱いていた目標が、プロセスを作った。そして、オリンピックで金メダルを取るまで、堀米はそのプロセスに全力で取り組んだのだ。

「負への投資」とは「学習プロセスに身を投じること」なのだ。つまり、順応せざるを得ないような難局に自らを追い込むこと。自分の弱さに直面すること。

限界的練習に真剣に取り組むとは、つまり、なりたい「未来の自分」の姿がどんどん明確になると言うことだ。

自分が思い描く「未来の自分」になりたいなら、できるだけ早く、そのレベルで行動することだ。

目標に到達できないのは、障害物のせいではなく、重要度の低い目標への道筋の方がはっきりしているからだ。

もしもその人が、本当に行きたい生き方をしていれば、間違いなく成功しているのだ。

「未来の自分」へ連れて行ってくれないものは何であれ、重要度の低い目標だ。

100%は、98%よりも簡単だ。全力で取り組んでいると言う事は、内なる葛藤を排除したことを意味する。決断疲れを抑えたということ。重要度の低い目標を追いやったということだ。

感謝は、すで起きたことに対して表現すると、大きな力を発揮する。将来的に欲しいものに対して、先回りで感謝を表現するのも、非常に強力だ。感謝は、「欲する」から「確信する」へと高めてくれる。

何かを手に入れる鍵は、実際に手に入れる前に「確信する」こと、そして手に入れたり、その状態になることだ。

与えてくれるまで、神がうんざりするほどお願いしなさい。

私たちは大抵欲しいものずばりとお願いするのを恐れている。無理だと思うからだ。そのため、欲しいもののレベルを落としてお願いする。そして、自分はこの程度だろうと心でもう出てるのもを受け取るのだ。

恐れずに、ただお願いする。そして恥だと思ってはいけない。

欲しいものをはっきりとシンプルにし、お願いするのが上手くなっていくと、受け取るタイミングがどんどん速くなっていく。

行きたいところに早く行く楽に行くには、「未来の自分」を自動化、システム化することだ。戦略的なシステムを実装すると、その分の思考力は解放されて、焦点を絞ったり、自由に考えたり、計画したりできるようになる。

未来の自分」に到達するには、出荷することだ。かつての作品、かつての視点にしがみついていたら、前へは進めない。

自分の過去を振り返り、1年前の自分はなんてバカだったんだと思わないなら、ここ1年でたいして学んでいないに過ぎない。

パーキンソンの法則。仕事はあなたが与えた時間だけかかる。

80%ルール。完璧より完了の方が良い。

完璧を目指すよりも、たくさん作り出す方が良い。完了させるには、全力での取り組みが必要となる。

完了と出荷の達人になろう。これから24時間以内に時間を見つけて、「未来の自分」に向けたタイムカプセルを何かの形で作って欲しい。

どうやるかよりも、実際にやることの方がずっと大切だ。

タイムカプセルを作ったら、今すぐ「未来の自分」になろう。「その状態になる」は「する」の最初の1歩だ。

【目次】

PART 1「未来の自分」への７つの脅威
　脅威その１未来に希望がなければ現在は意味を失う
　脅威その２辛かった過去ばかり語っていると未来を妨げる
　脅威その３自分の環境に無自覚だと一貫した進化ができない
　脅威その４「未来の自分」とつながっていないと近視眼的な決定をしてしまう
　脅威その５目先の闘いと小さな目標で前に進めない
　脅威その６闘いの場にいなければ負けは確実だ
　脅威その７成功は失敗のカタリスト（誘因）
　７つの脅威まとめ「未来の自分」の脅威

PART 2「未来の自分」に関する７つの真実
　真実その１「未来の自分」が現在を決める
　真実その２「未来の自分」はあなたの予想を上回る
　真実その３「未来の自分」は現在の自分のツケを払うことになる
　真実その４「未来の自分」が明確で詳細なほど早く進歩する
　真実その５「未来の自分」の失敗の方が「今の自分」の成功よりも重要
　真実その６成功は「真実の自分」に誠実であることでもたらされる
　真実その７世界観が「未来の自分」に大きな影響を与える
　７つの真実まとめ「未来の自分」の真実

PART 3「未来の自分」を実現するための７つのステップ
　ステップその１現状に即した目的を決めよう
　ステップその２重要度の低い目標は排除しよう
　ステップその３「必要」から「欲求」、さらに「確信」へと高めよう
　ステップその４欲しいものははっきりお願いしよう
　ステップその５「未来の自分」を自動化・体系化しよう
　ステップその６「未来の自分」のスケジュールを決めよう
　ステップその７不完全な作業は積極的に完成させよう
　７つのステップまとめ「未来の自分」のステップ

　今すぐ「未来の自分」になろうまとめ